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2021.11.02 17:15
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【第10回会議】中部フォーラム×東海コンクリート診断士会の共同開催

中部フォーラムと東海コンクリート診断士会との共同開催によって、「自治体点検・補修DIY」について意見交換を行いました。

■開催概要

(1)日時:令和3年11月2日(火)13:30~16:00
(2)場所:オンライン開催 
(3)参加者:9自治体・東海コンクリート診断士会・中部フォーラム・中部地方整備局
(4)テーマ:小規模コンクリート橋の維持管理に関する自治体支援

■会議内容

【第1部】
 (1)開会あいさつ
 (2)課題の共有
 (3)事務局からのプレゼン
【第2部】
 (4)意見交換(自治体×事務局)
 (5)中部フォーラム×診断士会からの提案
 (6)メンターより講評とあいさつ
 (7)閉会あいさつ

■テーマの説明

テーマ1:小規模コンクリート橋の損傷傾向を把握し、損傷に応じた補修工事を体験する(補修DIY)。
テーマの解説)
コンクリート橋の維持管理として補修工事を実施する場合、
・高いお金を出してコンサルに設計委託することに疑問がある。(もっとスムーズに工事発注できないものか?)
・工事業者に補修工法の種類や内容、範囲について質問を受けるが、適切に回答することができない。(第三者専門機関などに相談したい)
・コンサルの概算工事費に対して、工事業者の見積が大きく乖離する。(積算時に留意すべきことを勉強したい。直営でできることは直営でしたい。)
・せっかく工事を実施したのに、数年後に同じ個所が再劣化する。(原因と今後の対策を知りたい)
などの課題に直面するこがあります。本テーマでは、このような課題に対応すべくワークショップ(プレゼン+意見交換)を実施し、また、ワークショップを踏まえた現場実習を実施しました。



テーマ2:小規模コンクリートの直営点検・長寿命化に向けた軽微な維持管理を体験する(点検DIY)
5年に1回の法定点検に対して、
・高いお金を出してコンサルに設計委託することに疑問がある。(小規模なコンクリート橋は自分達で(直営)点検をはじめたい。安価な委託費で点検サイクルをまわしたい。他自治体の事例を知りたい。)
・数年以内に直営点検を予定しているが、点検の方法がわからない(点検の方法、ポイントを勉強したい。)
・点検結果に対する損傷評価、診断に対して不安がある。(第三者専門機関などに相談できるサービスを受けたい)
・前回点検から橋の劣化が進み、Ⅱ→Ⅲの損傷評価を受けた(橋の長寿命化のための軽微な維持管理作業を知りたい。)
などの課題に直面するこがあります。本テーマでは、このような課題に対応すべくワークショップ(プレゼン+意見交換)や、ワークショップを踏まえた現場実習を実施しました。